他人の車を借りて運転するのなら

自分で車は持っていないが人の車を運転することがある人のための自動車保険があります。『ドライバー保険』です。
免許は持っているけど自分の車を持っていないので友人に車を借りたり、旅行に行く際に交代で運転したり、レンタカーを借りて運転したり、そんな人にお勧めな自動車保険です。この保険は免許証を持っていれば誰でも加入できます。本当は貸す側の友人が貸す期間だけ自分の自動車保険の条件を変えることが1番確実なのですが、事故を起こしてしまったら、もちろん使われる保険は友人の保険です。ということは事故によっては友人の次年度の等級が下がり、保険料が上がります。友人の車を借りておいて、なお且つ保険料を上げるようなことになったら申し訳ないですよね。
借りるのであれば保険くらいは自分で入っておくのはマナーと言えるのではないでしょうか。ちなみに自転車での事故にも対応しているそうです。最近は自転車の事故も多いですから安心ですね。
ただし、このドライバー保険はあくまでも『他人の車』であることが条件です。そして車両保険は対応していないことが注意点です。車両の修理費用は自腹を切るしかありません。
しかし、2011年の終わり頃から1日だけ千円で入れる自動車保険が登場しました。こちらは車両保険がついて1日千円、車両保険なしなら500円だそうです。まだまだ数は少ないですがとても合理的で今後はドライバー保険よりも主流になりそうですね。

自分に合わせた特約を付けましょう

自動車保険を扱う保険会社はたくさんあります。そして様々な特約があります。保険料が多少高くなっても付けておけばとても安心できるものもありますし、付けることで保険料を抑える事ができるものもあります。年齢条件や運転者を限定する特約はとてもポピュラーですね。

例えば他人の車を運転する機会の多い人。『他車運転危険担保特約』は他人の車を運転中に対人・対物事故を起こした場合、自分の保険を使うという、ドライバー保険のような内容ですね。
また、車両保険が適用される事故の場合、本来は車両本体のみの補償ですが、『身の回り品担保特約』を付けていると車に積んである個人所有の品物も補償対象になります。
『個人賠償責任補償(日常生活賠償責任担保特約)』これは自動車事故だけでなく、日常生活の中で起こる様々な事故を補償してもらえます。例えば子供が遊んでいて友達にケガをさせてしまったり、飼い犬が他人を噛んでしまったり、なんていう些細な(と言ってはいけないかもしれませんが)トラブルの損害賠償に心強い特約ですから余裕があれば是非付けておくといいでしょう。
更には『ペット搭乗中補償特約』というものまであります。被保険自動車に搭乗中のペットが、事故により死傷した場合に保険金が支払われるそうです。

それぞれの内容を知り、自分にあった自動車保険を作り上げるのが良いですね。

「加害者請求」と「被害者請求」

「加害者請求」と「被害者請求」・・・ あまり聞いたことがないかもしれません。これは自賠責保険の請求方法です。聞き慣れないのは、ほとんどの場合が任意の自動車保険会社が一括で請求も支払いも行なってくれるからです(任意一括払い)。加害者の任意の自動車保険会社は被害者に自賠責保険で支払われるはずの治療費などを立て替えて、自賠責保険から徴収します。
ですが、これはあくまでも任意保険に加入していればの話。事故が起こり、もしもどちらかが、もしくは両方とも自賠責保険しか加入していなければ自分で手続きをしなければなりません。
自賠責保険における『被害者』『加害者』ですが、『被害者』とはケガをした人、という意味であり『加害者』はケガをさせた人。ですから両方ともケガをした場合には両方とも加害者で被害者、という考え方です。過失割合などは無関係です。どちらが悪い、ではなくケガをした人の救済を目的としているのです。
まず「加害者請求」ですが、基本的にはこちらがほとんどでしょう。加害者が被害者に賠償金を支払うために、加害者が保険会社に請求をすることです。もしも加害者が先に賠償金の一部を立て替えていた場合にはその分は加害者に、残りは被害者に支払われます。
次に「被害者請求」ですが、加害者が非を認めず、支払いを拒否していたり、自賠責保険の請求手続きを行わない場合に、被害者側が加害者の保険会社に賠償金を請求することが出来ます。ただでさえ嬉しくない事故ですから、こんな交渉を自分でするなんて考えただけでゾッとします。任意の自動車保険で示談交渉サービスは必要ですね。